【ごはん記録】26日目
ひるごはん
いろどりチャーハン
番茶
おなかすかず10時くらいに朝と昼いっしょごはん。
そろそろいまの職場も終わりが近づいてきて、冷蔵庫の野菜を使い切るのにもりもり入れる。
ベーコンにゆでておいた大豆、ピーマン、長ネギ、男爵(じゃがいも)。
にんにくとベーコンがはいってるから、塩のみでもじゅうぶんおいしい。
あ、でもすこしだけ粉末のかつおとこんぶダシをぱらぱら。あとは長ネギとじゃがいものおかげで甘みも出る。雑穀米にしょうがをきざんで炊いてある。
いろんなのはいってるからウマかった。
食べてるとき、このチャーハンだけでたくさんの種がはいってるなあなんてことを想いながらたべてた。
雑穀米はもちあわ、発芽玄米、もちきび、黒米、黒豆(大豆)アマランサス、キヌア、大麦、はと麦、赤米、小豆、黒ごま、白ごま、たかきび、ひえ、とうもろこし。はくばくっていう十六穀米をつかってる。
ジャガイモも種。
ていうかベーコンとピーマン以外種だなあ。
ピーマンの中身の種は捨ててしまうものな。
あ、しょうがも種だ。種っておもうだけでいろんないのちのもと食べてるって実感する。
おやつ。
いもだんご
番茶
きのう作っておいたのを焼く。黒糖にしょうゆ、みりんすこしをかけていただく。
きょうはもう胸いっぱいだし、すこしきぶん落ちこみぎみだから、ばんごはんなしで早めに寝る。
あしたは遠出をするから、自炊はなし。
いま20時ころかいてるけど、まだぜんぜんおなかすかない。
あしたはおなかすいて目覚めることでしょう。はやく起きておいしいものたべたいな。
きょうはたくさんの種たちごちそうさま。ようこそあした。
【ごはん記録】25日目
あさごはん
全粒粉のホットケーキ
きのうの卯の花
もらったコーンスープ
今週のブログのお題おいしくもりもりになってる。
きょうに限って自分的にもりもりしてないなあ。
きょうもあさから雨だったからおしごとお休み。6時には起きてたけども、ごろごろ山奥ニートさんの本よんで、さすがにおなかぐぅーっと鳴ったからやっと9時にごはん。
向かいのパン屋さんあくの10時だけど待てないほどにおなかすいたから冷蔵庫をあさる。
でもパンたべたい。んー…
あ、いつぞやフライパンでクッキーつくったときの残りの全粒粉のこってる。
パンケーキあんまりつくったことないけど、とりあえずてきとにつくってみよう(前は失敗した)。
マグカップ1杯分(よりによって測りがない)おおよそ100g、たまご1個、切れてるバターひとかけ10g、牛乳はすこしずつ入れて混ぜながらかたさをみる。
しゃばしゃばにならないように気をつけて、おたまですくってトロっと粘りがある程度まで牛乳いれて、黒糖も大さじ山盛り1くらいいれた。
ベーキングパウダーいれてないから何だかずっしり感あるし、焼き目つけるまえにしっかり弱火で蒸したらおいしい。バターもうすこし入れてもよかったかも。
のこりさいごのブルーベリーとハスカップのジャムものせたからおいしかった。
そいで卯の花はすきでよくつくるのだけど、急に卯の花の名前の由来気になって調べてたらとっても素敵だった。
旧暦でいう卯月(4月)に、まっしろに咲くウツギの花が由来でついたおから。実際のウツギの花の咲く時期は5月から7月。
ほかにも呼び名があって、雪花菜(きらず)ウツギの別名、その言葉から京都では縁が切れないよう願いを込めて月末に食べる。雪花菜という呼び名は縁起物でゲン担ぎの想いもこめられているとか。
おからは大豆の搾りかすだから豆の殻、カラから空(なにもない、空っぽの状態)を連想させ縁起がわるいからと、またまたもうひとつの呼び名、大入り。
こんなにも卯の花に意味があるとおもわなんだ。
それだけ大豆は昔から日本人になじみ深くて身近でお世話になってる食材。味噌も日常的につかうし。
日本の食っていいなあ。
おせちもだけど、食べものひとつひとつに意味がこめられてて、大事に大事にたべようとするココロがみえる。
それと、おにぎりとおむすびの呼び名のちがい。
意味はしらないけれど、わたしはいつもおむすびっていうのがすき。お結び。縁。
にぎるひとから食べてもらうひとへ、または自分へ。これもまた縁起物みたいにかんじるけれど。茶わんにごはんより、わたしはよくおむすびにして食べるのがすき。
なんだろ、日本のたべものはみえないものの事柄や存在を感じさせてくれる。アイヌ文化もそうだけれど。
山や川、海、空、大地に、自然を敬い、畏れるこころ。
きのう卯の花おすそわけしたらくれたおやつ。
どら焼きに、おみやげでもらった阿寒のまりも茶んっていうお茶。お湯いれるとまりもみたいのが現れる。おそるおそる口にしたら、とろろこんぶだった。
どら焼き食べるたびに、樹木希林さんがでてる映画、あんをおもいだす。
あずきが、自分のところまでやってきた旅の話をきくのです。
この世にあるものはすべてコトバをもっている。
ばんごはん
おむすび
とうふの味噌汁
たまごやき
味噌汁にかき揚げいれたらうまいんじゃないかと入れたらウマかった。
これにソーメンいれてもよさそうだな。味噌汁のこりの全部いれたら、こんなになみなみになってしまった。
わりとおむすびに味噌汁、1品おかずはすきな組み合わせ。
いつか一汁一菜のごはん記録もやってみたい。
味噌汁におかずを盛り込むようなつくりかたすきで、具をたっぷりいれてもりもりに作る。なんなら米にもおかずを混ぜ込む。これを一汁一菜と呼んでいいかわからないけど、料理する側は楽だとおもう。それでいて日本食。
【ごはん記録】24日目
あさごはん
やさい炒め
チャイ
パンはないしごはんも炊いてなかったから、やさいを食す。塩のみ。
トマトとナスとピーマンは畑にあるからいつでも食べられる。畑があるっていいなあ。
いつか家借りたら田舎の畑のある物件か、都会だったとしても畑借りて食べもの育てたいなあ。
わたしのとこの職場は市民農園があって、冬以外までの期間¥2000で借りられる。
自分で育てて愛着のあるやさいたちを食べたいよ。いつももらってるのは、食べきれないから自由にとってたべてねーって頂いているもの。んーありがたい。
そういえばそこの市民農園で、初めて会うのにものすごい笑顔で手をふってくれたことがきっかけで、みかけたら毎回手を振りあうおじさまがひとりいる。いちどだけ話したこともあった。
すごくきらきらしたおじさまで、いつもお手製のデニムのベストを着こなし、ブライスの人形がすきで、自分でお洋服もつくったりしている。古いけれど素敵にカスタムされたバイクにいつも乗ってきていて、ぴかぴかに磨かれて手入れされているそのバイクは、いつもうれしそうにおじさまを乗せてはしってる。
バイクも、育てた野菜たちもそのおじさまみたいな雰囲気。
手をかけてもらえることがとっても誇らしいような、あんなにバイクや野菜たちから氣を感じるようなことははじめてかも。
野菜はぷりっとしてておいしそうだもの。
食べてみたくなった。
「いつ死んでも悔いはないしまいにちがたのしいんだあ。コロナもこわくないよ、躰をあたためれば本来なにもこわいことなんてないんだよ」、と。
頭寒足熱で冷えとりをしてるわたしはものすごくその言葉が身にしみる。
こんなひとだと、まわりのひともみんなぴかぴかしてそう。奥さんもすてきそうだなあ。会ったことなくてもエネルギー感じる。しあわせな暮らししてるんだろな、ふたりで。いいなあ。
しあわせの中身はたのしいだけじゃなくて、くるしいこともいっしょに混ぜ込んでしあわせ。
おひるごはん
おからハンバーグ
雑穀米
とうふの味噌汁
トマトとブルーベリー
番茶
がっつりごはん。
ハンバーグはつくりおきして味もついてるから焼くだけなの。
たくさん食べて昼以降のおしごとがんばろ思ったら、雨がざあざあ降ってきて午後はしごとやすみ……
それはそれでうれしいけども…
むぅ……ねむくなってきた。
晩酌つまみ
おから炊いたやつ
いもだんご
おからまた大量につくりすぎたから、寮母のママと、同僚にもおすそわけ。
いももちは北海道の郷土料理。よく峠の売店とかにもある。
串にさしてあげいもだったり、かぼちゃだんごバージョンもあったりする。
だんごと言ってるけど、茹でたじゃがいも人数分を熱いうちに片栗粉でまとまるまで適量いれてこねて、平べったくして焼いたもの。それを砂糖醤油でいただく。いもだんごはアイヌ料理からきている。
おつまみで有名な鮭トバもアイヌ料理で、料理というより冬越しするための保存食からきている。
ひさびさいもだんごおいしかったあ。
まだ作り置きしてるからあしたも焼いてたべよう。
きょうもたくさんたべたな。ごちそうさまきょう。
いただきますあした。
【ごはん記録】23日目
あさごはん
はちみつ食パン
きのうの赤だいこんサラダ
あさどりトマト
黒糖ココア
さいごのブルーベリーのせフルーチェ
むっくりと起きてあさはやく目がさめた。
かるくさんぽ。
朝日がきらきらうれしそうにかがやいてた。
いつもおもうのだけどこんなに毎日じりじりと暑いのに、さわさわと木々の葉っぱや作物たちの葉はうれしそうに太陽のほうをむいて揺れている。
大地からの水だけじゃなくて、空気中の水分もいっぱいたっぷり葉にうけているからなのかな。いろんな葉たちがきらきら朝露くっつけてた。そとにいればいろんなもの躰にとりこんでいるからめにみえない栄養もあるのかな。
月明りだったり、風をたっぷりうけたり、ほかの木々のざわめきや鳥や虫たちのこえ。
にんげんも、くつぬいで裸足であるいて、ついでにあしを木みたいに土に埋めてみたらなんかきもちよさそう。実際、はだしであるくのはきもちよい。
まわりにはだれもいない、ひろーーーい畑のどまんなかだから、いつぞや長靴あつすぎてぬいで裸足で草むしりをしたことあったっけ。
更地だと土は熱すぎるけども、作物植わってると案外葉のおかげでちいさな日陰でひんやりする。
暑くてもちゃっかりトンボはすでにとんでいる。
すこしまえ、ちいさな水たまりに二匹つながりながら、おしりちょんちょんつけてたまご産んでた。
ベーコンとズッキーニのスープパスタ
番茶
じつは牛乳だいぶいれすぎた。
カルボナーラにしたかったのにいれすぎたからスープパスタってことにした。
チーズをからめてあるから、スープとしてのみほしましたのです。うまかった。
15時のおやつに毎回さいごとおもいながらまた買ってしまった桃を食す。
めちゃくちゃあまかった。
ばんごはんはあまり食欲ないから、えだまめゆでて、檸檬堂のんでぽっくり寝ようとおもいまする。
きょうもごちそうさま。
【ごはん記録】22日目
あさごはん
豆やさいミルクスープ
はちみつ食パン
大好物フルーチェぶどう味ブルーベリーのせ
きのうと同じ食パンだけど、はちみつが練りこんであるから今日はそのままたべてみることに。スープにつけたりして食べてうまし。
そいでいつものフルーチェ。
ひと月でもだいぶ食べてる。
ひるごはん
いろどり野菜チャーハン
番茶
なぜチャーハンにレモン…?おもってる?
たぶんわたしだけがすきな食べかたかも。
熱い日はさっぱりレモンすこしかけるとうまい気がするのだが…
番茶も実はレモンたらすとうまかったりする。
無印のいつぞやのお茶に、柑橘はいってておいしかったからマネ。
チャーハンの中身は、作り置きの豆やさいトマトソースにピーマン、パプリカたして味つけは塩のみ。
豆やさいトマトソースが味しっかりついてるし、にんにくとショウガはいってるから塩だけでうまい。
きょうの天気は晴れてるのに一部まっくろい雲があったから雷すごくて虹もかかってて、なんだかバラエティなてんき。
雷はなぜかすき。
なんでなんだろう。
雨の予感と、雲の表情がすきなのと、虹がでるかもしれないし、なんだか静かな興奮がある。いつぞや山小屋で働いてたとき、おっきなラピュタみたいな雲のなかで雷が轟いているのをみるのが、たまらなくすきだった。
あんなに晴れてたのが一気に暗くなってひさびさのどしゃぶりの雨。
きもちよくて年甲斐もなくスキップした。
おやつ。
フルーチェふたたび。
フルーチェ作った日は、だいじにだいじに、3回くらいにわけてたべる。
ばんごはん
角ハイ
しゃけたまご焼きめし
とうふの味噌汁
赤ダイコンとレタスのサラダ
味噌汁はダイコンの葉、長ねぎ、さやいんげんにごま油ちょっとだけいれてる。
赤ダイコンは食べてみたら辛すぎてどうしようとおもったけど、塩もみしてオリーブオイル、米酢いれたら不思議とおちついた。なにがよかったんだろ、酢かな…
きょうもたくさんの食材、ごちそうさま。
あしたもよろしくいただきます。
【ごはん記録】21日目
あさごはん
豆と野菜のミルクスープ
はちみつ入り食パンのチーズ焼き
きのういつものドライカレーの作り置きをしようとして、カレー粉をいれずにつくってみた。カレー粉いれずにしておいたらこうやってスープに使えたりそのまま麺とかにまぜるだけでも使いまわせることに今更気づいた。
いまは大量にトマトとナスがあるから、いつものドライカレーは、ニンニクしょうがをみじん切り、肉をいれるときは焼くときにいっしょに炒める。いったんとりだしてその油でだまねぎをすきとおるまで炒めて、じゃがいも(ながいもでもトロミがついてウマい)、にんじん、ナスの順にいれて炒めて、水のかわりにトマト大量にいれて煮詰める。肉の買い置きはあまりしなくて、ないときは豆をよくいれる。
カレー粉は市販の固形のをきざんでいれてもよいし、わたしはスープカレー用のフレークタイプのをつかってる。
スパイスで作りたいときは、クミンシード、カルダモン、ガラムマサラだけでもあればグッとひきしまっておいしい。あとはこのみ。辛いのすきならチリパウダーも。
いれる野菜もニンジンたまねぎじゃがいもじゃなくても、カレーなら実はなんでもよい。なにいれてもいいの。
たまねぎと肉だけでカレーをつくっておいて、トッピングとして野菜をこんがり焼いてのせてみるのもいいよ。これなら冷蔵庫の相談であるものでできる。
ナガイモはほんとおすすめ。
そとはコンガリ、中はとろみのあるほくほくでやみつき。
ジャガイモもこんがり焼いてトッピングにしてみたら食感もちがうしフライドポテトみたい。
あとはレンコンだとか、ズッキーニ、ナス、きのこ、オクラ、ソーセージ、おどろきの納豆、アゲなんかも合う。めだまやきもいり卵ものせてもおいしいし、ほんともう…カレーはなにいれても合うのです。
いまおもったけど、和によせたカレーにして、肉いれるかわりにアゲはもちろん、ねりものとかも合いそう。ひじき……ちくわとか。チーズちくわ!だいこんもいれてみたいけど水分でて味かわりそうだな。意外にとうふも合いそう。
こんどやってみよう。
ひるごはん
焼きカレーめし
番茶
きのうつくりおきした野菜炒め達にカレー粉いれて朝同様つかいまわす。
その上にめだまやきと、がんもどきトッピング。アゲはカレーの中身にいれてもウマい。
ばんごはん
セイコーマートのトマト酎ハイ
冷やしそば
味付けは冷やし中華とおなじタレ作ろうとしたけれど、さいきん買ったお米のドレッシングあるのをわすれてた。
米麹と甘酒のドレッシング。ちょうど酢もはいってるし、案外合うんじゃないかとかけて、唐辛子ごまをかけた。
……めちゃくちゃおいしかった。
のせてる野菜はナスと長ネギ、ピーマンとパプリカと、アカザ。
ごま油でネギをコンガリ焼いて、ほかの野菜も炒めて味付けは塩のみ。
そばと炒めた野菜はさましてから、気持ち冷蔵庫で冷やす。
きのう載せわすれた斜里岳
あおいそらに、あかい牛舎が映える
ん?
ごーーーーーってすごい音したから見上げたらちょうど着陸間近の飛行機。
女満別空港がちかいの。
とおりまーすよー。
【ごはん記録】20日目 樹齢1200年津別のミズナラに会いにゆく
あさごはん
とれたてトマトのスープ
あさ5時。
きのうの地図でみたミズナラのことが気になりすぎて、むっくりと起きてひとまずハウスへ行ってトマトとピーマンとナスを収穫。
まだはやい時間なのに蒸し暑い。スープが無性に飲みたくなってたまねぎをオリーブオイルで炒めて、ニンジン、トマトも焼く。味付けはシンプルに塩のみ。
あとライムリーフっていうコブみかんの葉をいれるとすごく合う。
この3つの野菜は火を通すとあまみが増すから塩だけでうまうまだった。
おいしすぎて2杯ものんでしまった。
満たされたおなかですぐに津別の樹齢推定1200年のミズナラに会いに行く。
最上(もがみ)のミズナラの看板から入った先に鹿ゲートが。
おぉ…なんだか秘境感…
だいたいこういうところは林業のひとか猟師しかはいれない場所。
どきどきしながらゲートを開ける。
くるまは職場のレンタカーで。至れり尽くせりの環境、ありがたいな。
ゲートのなかにこの看板あったから最初とおり過ぎてしまって、行き止まりの民家にいってしまった。地図みたら鹿ゲートの奥ってかいてある。森のくまさんももちろん出没注意。
ここが入れないのは雨がふったときのみだって。きのう聞いたとき歩きで4キロって言われたから、てっきり車ではいれない場所と思った。熊こわいからいけるとこまで車でいってみよ。
看板風化しすぎて案内になってない…
ここは年間でどれほど訪れるのだろ。まだひとりも出会わない。
こんなかんじの道をころころゆく。
エゾリスとことこ歩いてた。
途中、林業の私有地に間違ってはいらないように気をつけながら進む。
わりといきやすい場所とおもったけど、ゲートからはあぜ道でぼこぼこだしアクセスわるいからひともまったくいないし、なんかいい感じ。
観光地とか人ごみおおいとこはにがて。
そういえば弟子屈(てしかが)方面の神の子池は有名になってしまって完全に観光地化してしまった。あのせまい道を観光バスがくるほど。
はじめていったときはまだ秘境で誰にも会わなかったから、免許とりたてのころはよくいって、ひるねしてた。きもちよかったなあ…
森のこえをきく。
川だったり、鳥やちいさな羽虫のこえ、葉がゆれるこえ。
森のかおり。はらいっぱい吸い込む。
すてきな場所だから、たくさんのひとに知られることはとってもいいことだけど、なんだかその場所のもつ空気感がよどむ気がする。ただ観光として「見るだけ」ならいいかな。わたしは行きたかった場所でもひとがたくさんいたり、すこしでも気がむかないときは引き返すことがよくある。
ほかに、ひとがたくさん訪れるパワースポットとよばれるところも足がむかない。
ある意味ではひとの念というか波動というか、それでパワーが渦巻いてる場所はあるかも。
縁結びだったり縁切りだったり。
そういうご利益?があるところはヒトの想いが連鎖するとおもう。ヒトの念とか祈りというものは想像以上にパワーがありそうな気がするのです。自分で勝手に感じておることだけれども。
森のなかの廃バス
ずんずんゆく。あと1キロ。
こんなにぼこぼこなら雨のときは車たいへんかも。
出会えた…
思わず合掌……
なんともいえず空気がしびれる。身体中さわさわした。
あんまりばちばち写真とるの気がひけたから1枚だけいいですか?と声かけて撮る。
820年…
そんなに昔まえからいるんだ。調べたらアイヌ文化よりまだ昔。アイヌ文化がはじまったのは13世紀。西暦1200年くらい。
800年代は平安時代で、空海が日本にもどり真言宗を伝えて高野山に金剛峯寺を立てた年が806年。
とにもかくにも、なんとなく出会える気がしてなかったからちょっとびっくり。
5キロちかくの森の中をあるく覚悟してたからかなあ。
帰りに、またいつか会いましょう、つぎはたいせつなひとと一緒にくるねって言ったら、ざざざざざーっってまわりの木々の葉がいっせいにゆれた。
びっくりしたけど、待ってるねって意味でとってよいのかな。うん、そう言ってたことにしよう。だってきょう会えたのだし。
なんかまるいのたくさん落ちてる、なんだろ、つんつんしてみたらキノコだった。
なんのきのこかわからんけども。
ミズナラのまわりの道に大量発生してた。
さるのこしかけみたいなデカいきのこも。これもなんのキノコかわからんけども。
ひるごはんはなし。そのかわり軽くおやつ。
ミズナラに出会ってなんだか静かに興奮しすぎたのか、あまりおなかすかない。
ミズナラ行ったあと美幌で月1のマルシェをやっていたから、なんだかおもしろい野菜だとか桃とかもまたまた買ってしまった。
いつも買う寮の敷地内のパン屋も出店してたから、ひとつずつ全種類、手のひらサイズのメロンパンを買う。めんこい。
どっと疲れたから帰るまえにてきとうな森をさがして、森に抱かれながらおやつと軽くひるね。
あかいダイコン。カラフルパプリカ。知床農家さんの桃とブルーベリー。ほかにもいろいろ買った
ばんごはん
ミントハイボール
まだまだ残暑パスタ
なんだか光がとびすぎて真ん中のたまごにみえるな。レモンなの。
あさ作ったトマトスープに、ナスとズッキーニを炒めてたしてまぜまぜ。できあがりにチーズちょっとかける。かんたんでわやうまかった。だいぶ大盛りにしてしまったけど、いつものごとくぺろっと食す。至福。
これをかきながらも眠くて目がひっくり返りそう。
きょうもおいしいごはんたちよ、ありがとう。
ごちそうさま、きょう。そいでまたあしたもいただきます。